仕事において、やりがいや面白さを感じるのはどのような場面ですか？

最大のやりがいは、予期せぬ問題に直面したときに感じます。私たちが手がける製品は一品物やオーダーメイド品が多く、現地での据付工事の際にトラブルが発生することがあります。納期が迫る中で、設計通りに部品が収まらないといった事態に陥ると、現場は「パニックの状態」になります。

しかし、そんな絶体絶命の状況こそが、チームの真価が問われる瞬間です。

メンバー全員で「知恵を出し合って」図面を修正し、溶接や再組み立てで乗り越えた時、技術力だけではない、もっと大切なものに気づかされます。まさにこの経験を通じて、「現場作業って、人が大事なんだな」と心の底から実感するのです。高い技術力はもちろん必要ですが、それを最大限に活かすための雰囲気作りやチーム作りが、同じくらい重要だと感じています。

Q3

良いチームを作るために最も大切にしているのは、コミュニケーションをよく取ることです。これは部署内に限った話ではありません。他部署とも密に連携して、会社全体で一体感を醸成することを常に意識しています。

普段の業務では他部署のメンバーと関わる機会は限られますが、ゴルフや釣りといった趣味の活動が、部門の垣根を越えた貴重な交流の場となっています。こうした場で築かれた人間関係が、いざという時の円滑な連携に繋がっています。

Q4

これからこの仕事を目指す若手社員へ

伝えたいことは何ですか？

この仕事の最大の魅力は、「物作りに直接貢献できる」ことです。一枚の図面から始まり、自分の知識と技術を注ぎ込むことで、それが巨大な製品として形になる過程を目の当たりにできるのは、何物にも代えがたい喜びです。

特に私たちの会社では、お客様の要望に応じたオリジナルの製品をゼロから作り上げることが多いため、単調な「流れ作業じゃない」面白さがあります。たとえ似たような機械であっても、細部が異なり「全く同じではない」ため、常に新しい発見と挑戦があります。自分の手で世界に一つだけのものを作り上げたい、そんな情熱を持つ方にとって、ここは最高の職場だと思います。

Q5

仕事において、やりがいや面白さを

最も感じるのはどのような瞬間ですか？

一人で仕事を任される機会が増えてきたのですが、その任された仕事を無事に一つ完成させた時に、大きな達成感とやりがいを感じます。

やはり、自分の手で一から作り上げるので、完成した製品には自然と愛着が湧きますね。そして何より、自分が作ったものがお客様の元に届き、実際に使っていただけるということが、とても嬉しく、誇らしく感じます。