
INTERVEW
現場を支える
「裏方のプロフェッショナル」
製造部資材課
2001年入社 大庭正義
×
Q1
資材部の主な仕事内容を教えてください。
業務の主軸は「手配」です。資材部の業務は、生産に必要なあらゆる物品の「手配」が中心です。その他、付随業務や製品の出荷業務も担当します。
業務は担当ごとに分かれています。制作品・材料の手配、外部で製造される部品や、その製作に必要な材料を手配をしたり購入品、ボルトやモーターといった、規格化された購入品の手配を担当します。

Q2
現場のスムーズな運営のために最も重要なことは何ですか?
資材部の最大の使命は「工程管理」です。その本質は、単に物を集めることではなく、生産計画全体に同期し、現場の非効率を徹底的に排除することにあります。
「組まれた工程通りに物品を納入し、製造・組立部門の『無駄をなくす』こと。現場の稼働を止めないために、それが一番重要です。」
資材の到着が遅れれば、現場のスタッフは手待ち状態になり、生産ラインは停止します。緻密な工程管理によって、計画通りに資材を供給し続けることこそが、会社全体の生産性を最大化するための、資材部に課せられた使命です。
Q3
どのような人がこの仕事に向いていると思いますか?
資材の仕事にはある程度「機械が分かっている」ことが望ましいとしながらも、最も重要な資質は「コミュニケーションがちゃんと取れること」です。
社内外の人と良好な関係を築ければ、周りの人が色々と教えてくれます。そうして得た知識を素直に吸収できる人が、この職場では伸びていくでしょう。
専門知識は、意欲と良好な人間関係があれば後からでも身につけることができます。重要なのは、周囲と積極的に対話し、学ぶ姿勢を持ち続けられるかどうか。それが、資材のプロフェッショナルとして成長するための鍵となります。

Q4
2025年入社 濵近知也
×
先輩や上司の言葉で、心に残っていることはありますか?
この3ヶ月で仕事観に最も大きな影響を与えたのは、「なぜミスをしてはいけないのか」という問いへの理解が深まったことでした。
資材部のミスは、決して一人分では済みません。誤発注や誤出荷は、自分の問題だけでなく、多くの関係者に迷惑をかけてしまう。その責任の重さを強く認識するようになりました。
これは、単に「怒られるからミスをしない」という話ではありません。この責任感の芽生えは、上司が語った「工程管理」の重要性と表裏一体です。一つのミスが、現場の無駄を生み、稼働を止める。そのような責任を持つことで、そこへの意識がより強まりました。
Q5

今後の目標と意気込みを教えてください。
現在引き継ぎを受けている、勤続40年の大先輩が持つ知識と経験という「40年間の蓄積」を、一つ残らず吸収すること。
資材部は「頼れる留守番」だと思っています。社内にいる誰もが安心して頼れる存在として会社に貢献していきたいです。
